2022年03月05日 人にはいえない「うんち」のはなし
今回は、生きているうえでかかせない「うんち」のお話をしたいと思います。
そもそも「うんち」って?
うんちは、70~80%が水分で、その他食べ物のカス、腸粘膜のカス、腸内細菌のカスでできています。
最近では腸内細菌の種類や数が病気の発生や美容などに影響することがわかり話題になっています。
どんな「うんち」が理想なの?
ずばり、バナナうんちです!
・水分75~80%、軽く水に浮く程度
・黄色~黄褐色
・バナナ2~3本
・練歯磨き粉程度の方さで臭いはきつくない
いきまずに自然に気持ちよく出ればスッキリ!
なかなか、そうはいきません。そんな時はどうしたらいいのでしょうか?
どんな時に医療機関に受診したほうがいいの?
・うんちが出ない、回数が急激に減った。
・うんちが黒い
→鉄剤を内服している人も黒くなりますが、食道や胃など上部消化管出血の可能性があります。
・うんちに血が混ざっている
→痔からの出血も考えられますが、大腸のポリープや大腸がんからの出血の可能性があります。
・うんちに白い粘液がついていたり、粘液便がでる
→潰瘍性大腸炎など炎症が起こっている可能性があります。
・健康診断の胃バリウム検査後うんちが出ない。
・下痢が続いていたり、通勤時やストレスを感じたりするとうんちが我慢できなくなる
→腸内細菌のバランスが崩れたり、過敏性腸症候群の可能性があります。
当院ではうんちの悩みに合わせて、検査や治療をおこなっています!
検査は予約制になっています。
お気軽にご相談ください。