ジオン注硬化療法(ALTA療法)
※検査等の都合により、火曜日と金曜日の午前の肛門科の初診は行っておりません。
また未就学の方の肛門診察は行っておりません。ご注意ください。
「ジオン注」硬化療法(ALTA療法)について
痔と一言で表しても、症状などにより3種類(内外痔核・切痔・穴痔)に分かれております。 当院で行っている“切らずに治す痔の治療”こと、ジオン注硬化療法が適応となるのはこの3種類の中で、内痔核に適応となります。 診察しないと断言は出来かねますが、『それぼど痛みは感じない』『肛門に違和感がある』『出血する』『排便時にいぼが出る』という方は、内痔核の人が多いです。 ジオン注は「四段階注射療法」という特殊な手法で投与されます。 この治療法は高度な技術を要する為、“四段階注射法に関する講習を受けた専門医の登録施設”においてのみ治療が実施されています。
治療方法
肛門周辺・下半身だけに効く麻酔を行い、肛門周囲の筋肉を緩めて注射しやすくします。ひとつの痔核に対して4ヶ所に分割して投与します。(複数の痔核がある場合にはそれぞれに投与。) 投与後は、暫く点滴を続け麻酔の影響がなくなるまで安静にします。 患部投与後、痔核へ流れ込む血液の量が減り出血が止まります。 投与部分が次第に小さくなり、引き伸ばされてた支持組織が元の位置に癒着・固定し脱出がみられなくなります。 数日間は出来るだけ力仕事・冷え・長時間同じ姿勢を避け、安静にしてください。
検査・手術の予約に関して
緊急時(肛門周囲切開術など)以外の日帰り手術は一度診察をし、手術の日程を決めます。